自宅で長く光回線を使ってると、ある日突然インターネットに繋がらなくなる
といったことが起こることがあるわよね。
光回線を使っててインターネットに繋がらなくなる原因は色々考えられるんだけど、
中でも面倒なのが「モデムの故障」よ。
普段あまり触らない機器だけに故障する可能性が低そうだから、
光回線が繋がらない原因がモデムの故障にあるってことに気付かなかったりするわ。
そこで光回線が繋がらなくなった場合に、モデムが故障してるかどうかを
見分ける方法とモデムが故障した時の対応を詳しく紹介するわね。
モデムが故障しているかどうかはモデムのランプで確認できる
光回線が繋がらない原因がモデムの故障にあるかどうかは、
モデムに付いてるランプを確認すると分かるのよ。
光回線には
・フレッツ光(NTT東日本、NTT西日本)
・ドコモ光やソフトバンク光などの光コラボ
・auひかり
・NURO光
・コミュファ光やeo光などの電力系光回線
など色んな種類があるんだけど、どの光回線のモデムにもランプが付いてるわ。
モデムの機種によって多少表現の違いはあるけど、光回線が繋がらない時には
・認証(AUTH)
・光回線
・電源
の3つのランプが点灯してるかチェックすると良いわよ。
3つとも点灯してればモデムは故障してなくて、
光回線が繋がらない原因はモデム以外にあると考えられるわ。
でも3つのランプの内1つでも消えてたり、
赤色など違う色で点灯してる場合はモデムが故障している可能性があるの。
認証(AUTH)のランプが消えている
「認証(AUTH)」のランプは、
光回線事業者が契約者情報を認証していると点灯する仕組みになってるわ。
だから光回線事業者とちゃんと契約して光回線を使っている以上は、
認証(AUTH)のランプが点灯してるのが普通なのね。
光回線を解約した覚えも料金滞納などで光回線の利用が止められる覚えも無いのに
認証(AUTH)のランプが消えてる場合は、モデムが故障してる可能性が高いってわけ。
光回線のランプが消えている
「光回線」のランプは、モデムと光ケーブルが正常に接続されると点灯するの。
だから光回線のランプが消えてるってことは、
モデムと光ケーブルがちゃんと接続されてないってことになるのね。
まずはモデムと光コンセントを繋ぐケーブルに抜けや緩みが無いかをチェックして、
ケーブルに抜けも緩みも無ければモデムが故障してる可能性があるのよ。
ただしケーブルが内部断線してる可能性も否定できないから、
できれば新しいケーブルに交換しても光回線のランプが点灯しないかチェックした方が
良いわ。
光コンセントが無くてモデムと光ケーブルが直接繋がってる場合は、
光回線のランプが消えてる時点でモデムに問題があると思ってほぼ間違いないわね。
電源のランプが消えている
「電源」のランプはモデムの電源が入ってれば点灯するから、
消えてるってことはモデムの電源が入ってないことになるわ。
WiFiルーターだと本体に電源ボタンが付いてたりするんだけど、
モデムには基本的に電源ボタンは付いてないの。
だからモデムの電源が入ってないってことは、
モデムの電源ケーブルが抜けてるってことになるわけね。
電源のランプが消えてる時はまず電源ケーブルが抜けてないかチェックして、
コンセント側に問題があるかもしれないから電源ケーブルの差込口も替えてみるの。
それでもモデムの電源ランプが点かないんだったら、
モデムが故障している可能性が高いわよ。
電源のランプは点いてるんだけど、赤色など他のランプと違う色で点灯してる場合は
モデムに重大な不具合が発生しているわ。
モデムを再起動するとランプが正常に点灯することもある
先の3つのランプの1つでも点灯してない場合はモデムが故障してる可能性が
あるんだけど、モデムを再起動すると正常に戻っちゃうこともあるわ。
モデム内部でちょっとした不具合が発生して、その不具合が原因でランプが消えて
インターネットに繋がらなくなってることも考えられるのね。
こうしたちょっとした不具合ってモデムを再起動することで解消されて、
元通りインターネットが使えるようになることもあるのよ。
モデムを再起動する時はいきなりモデムの電源を切るんじゃなくて、
モデムから遠い側からと順番に電源を落としていきましょう。
例えばモデムにWiFiルーターを繋いで使ってる場合だったら、
まずパソコンやスマホなどのWiFi接続を切って、次にWiFiルーターの電源を落とすの。
それからモデムの電源を落として、モデムに繋がってるケーブルを外せるものは全て
外す。
(ネジ式など簡単に外せないケーブルは外さなくて良い)
モデムの電源を落としたら1~2分放置して、
モデムの電源を入れ直してランプが正常に点灯するかチェック。
再起動してランプが正常に点灯すればモデムに問題は無し、
どれか1つでもランプが点灯しないならモデムが故障してると思って間違いないわね。
モデムが故障したと思って光回線の事業者に問い合わせると、
まずはモデムを再起動するように指示されるわ。
だから問い合わせをスムーズに進めるためにも、
まずはモデムの再起動を試してみてね。
光回線のモデムが故障したら交換してもらう
光回線のモデムが故障した場合は、
契約してる光回線の事業者に問い合わせれば交換してもらうことができるわ。
一世代前の「ADSL」ではモデムを購入することもできたから、
購入してる場合はモデムが故障しても交換してもらうことはできなかったの。
(買い替えるしかない)
でも光回線では基本的にモデムはレンタルだから、
故障した場合には光回線の事業者に交換してもらうことができるのね。
モデムの交換には
・担当者が家に来て交換してくれる
・モデムを送ってもらって自分で交換する
という2つの方法があるわ。
担当者に交換してもらう場合は、機械弱い系女子が苦手な配線を含めた交換作業を
行ってくれて、故障したモデムは持って帰ってくれるのよ。
でも時期によっては、担当者のスケジュールがなかなか取れなくて、
交換に来てくれるまで4~5日かかることもあるわ。
(通常は1~2日で来てくれる)
モデムを送ってもらう場合は、
交換をお願いした次の日かその次の日には新しいモデムが届くわ。
でも配線を含めた交換作業は全部自分でしないといけないし、
故障したモデムは光回線の事業者に送り返さないといけないのよね。
(着払いなので送料は不要)
モデム交換にかかる費用は?
故障したモデムを交換してもらうのに、
費用がかかるケースとかからないケースがあるの。
通常使用の範囲内における故障いわゆる自然故障や経年劣化による故障だと、
ユーザーに責任は無いから、モデムの交換には費用はかからないわ。
ちなみに故障はしてないけど長年使用したことでモデムの性能が大幅に落ちた場合も、
経年劣化によって十分なサービスが受けられないってことで無償でモデムを
交換してもらえるわよ。
また担当者に交換してもらう場合でも、
自然故障や経年劣化だと担当者の出張費・作業代も無料になるの。
でも水没とか落下とかユーザーに責任でモデムが故障したんだったら、
モデムの交換に費用が発生するわ。
契約してる光回線によって金額は違うけど、故障したモデムと新しいモデムを
交換してもらうだけで10,000円ぐらいはかかると思っておきましょう。
担当者に来てもらってモデムを交換してもらうとなると、
担当者の出張費・作業代の5,000~7,000円ぐらいがプラスされるわよ。
故障したモデムは専門スタッフがチェックする
モデム交換に費用をかけたくないから、水没や落下などが原因でも自然故障や
経年劣化が原因ってことにしちゃおうと考えることもあるかもしれないわ。
電話でモデムの交換をお願いする時に、モデムが故障した原因を聞かれて「心当たりが
無い」と答えれば、その場では自然故障や経年劣化として受け付けてくれるの。
でも故障したモデムを担当者が持ち帰ったり返送されてきたら、
専門スタッフがモデムを解体して故障した原因を確認するのよ。
専門家が見れば、自然故障や経年劣化による故障か水没や落下など
外的要因による故障かはすぐに分かっちゃうわ。
自然故障や経年劣化で無償で交換してもらったとしても、モデムの故障がユーザーの
過失によるものと判明すると後からでも交換費用を請求されることになるのね。
だからモデムが故障した原因に心当たりがある時は、
交換をお願いする時に正直に申告しましょう。
自分で新しいモデムを調達して交換しても良い?
モデムの交換費用を安く済ませるために、フリマサイトなどで新しいモデムを
調達して自分で交換しようと考えることもあるかもしれないわね。
自分で新しいモデムを調達して交換することは禁止されてないけど、
実際には自分で新しいモデムを調達して勝手に交換することはかなり難しいのよ。
フリマサイトやネットオークションで検索すると光回線のモデムがいくつかヒットするから、
新しいモデムを自分で調達することはできなくはないの。
でもフリマサイトやネットオークションに出品されてるモデムは中古品がほとんどで、
新品のモデムを調達するのは難しいわ。
また利用するサービスや光回線の利用環境によって、
同じ光回線でもモデムの型式が違ってたりするのね。
例えば同じNTTのフレッツ光でも、
最大1Gbpsのプランと最大100Mbpsのプランだと違うモデムを使うことがあるの。
それにフレッツ光を使ってるのが戸建てか集合住宅かでも使うモデムが変わるし、
集合住宅でも配線方式が光配線方式かVDSL方式かでもモデムが違うのよ。
だからフリマサイトなどで調達したフレッツ光のモデムが、
必ずしも自宅のフレッツ光に合うとは限らないってわけ。
ちなみにモデムの型式が違っても光回線が使える場合もあるんだけど、
繋がりにくくなったり通信速度が極端に遅くなったりと十分な性能が発揮できない
可能性が高いわ。
交換後のモデムの設定
新しいモデムに交換したらそれで光回線が使えるわけじゃなくて、
モデムに初期設定を施さないといけないわ。
機械弱い系女子にすると、
「配線」と「設定」っていう言葉を聞いただけで心が折れちゃいそうよね。
でも新しいモデムを送ってもらって自分で交換する場合はもちろん、
担当者に交換してもらう場合でもモデムの設定は自分でやらなきゃいけないのよ。
WiFiルーターを使って光回線をWiFi化しているんだったら、
モデムとWiFiルーターの接続とWiFiルーターの設定も自分ですることになるわね。
モデムやWiFiルーターの設定はそんなに難しくないから、
機械弱い系女子でも挑戦してみるのはアリよ。
どうしても自分じゃ設定ができない場合は、
光回線の事業者やプロバイダの「訪問サービス」を利用しましょう。
訪問サービスは、担当者が自宅まで来てモデムの配線や初期設定を
ユーザーの代わりに行ってくれるサービスよ。
お願いすればWiFiルーターの設定やパソコンなどのWiFi接続設定も
やってくれるけど、別途料金がかかるケースが多いから気を付けてね。
訪問サービスの料金は担当者の出張費と作業代を合わせて10,000円ぐらい、
WiFiルーターの設定などもお願いすると3,000円ぐらいの追加料金が発生するわ。
モデム交換の申込先
故障したモデムの交換は契約してる光回線の事業者に申し込むんだけど、
主な光回線事業者のモデム交換の申込先を紹介するわね。
まずフレッツ光を利用してる場合は
・NTT東日本・・・0120-000113
・NTT西日本・・・0120-248995
でモデム交換の申し込みを受け付けてるわ。
電話だけじゃなくて、
NTT東日本・NTT西日本それぞれの公式サイトでもモデム交換が申し込めるわよ。
フレッツ光でも、
契約してる事業者がNTT東日本かNTT西日本かで申込先が変わるから注意してね。
NTT西日本と契約してるフレッツ光ユーザーがNTT東日本(もしくはその逆)に、
モデム交換を申し込んでも受け付けてもらえないわよ。
ちなみに新潟・長野・山梨以東に住んでる場合はNTT東日本、
富山・岐阜・静岡以西に住んでる場合はNTT西日本のフレッツ光を利用してます。
どちらも受付時間は9時から17時までで、
年末年始(12/29~1/3)以外は休み無しとなってるわ。
光コラボの申込先
光コラボの事業者は数百社あって全事業者のモデム交換の申込先を紹介できないから、
主な光コラボ事業者の申込先だけ紹介するわね。
主な光コラボ事業者のモデム交換の申込先は以下の通りよ。
・ドコモ光
ドコモのスマホ、携帯電話からは(局番なし)151
一般電話からは0120-800-000
受付時間は9時から20時、年中無休
・ソフトバンク光
0800-111-2009
受付時間は10時から19時、年中無休
・OCN光
0120-047-540
受付時間は9時から19時30分、年中無休
19時30分から翌9時までは録音で受付、翌日以降に折り返しの連絡が来る
・So-net光
0120-80-7761
So-netフォンやIP電話からは0503-383-1414
受付時間は9時から18時、1/1と1/2は休業
・ビッグローブ光
一般電話からは0120-68-0962
スマホや携帯電話、IP電話からは03-6328-0962
受付時間は9時から18時、年中無休
・@nifty光
0570-03-2210
ナビダイヤルが利用できない場合は03-6625-3232
受付時間は9時から19時、年中無休
NTT東日本・NTT西日本と同じように、電話だけじゃなくてそれぞれの光回線事業者の
公式サイトでもモデム交換が申し込めるわ。
光コラボ事業者は、NTT東日本・NTT西日本からフレッツ光の回線を借りて
光回線サービスを行ってるの。
だから光コラボではNTTのモデムを使うんだけど、モデム交換の申込先は
NTTじゃなくてそれぞれ契約してる光コラボ事業者になるのよ。
NTT東日本・NTT西日本に比べると、各光回線事業者は遅い時間まで
受け付けてるから平日の仕事終わりに電話をかけることもできるわね。
auひかり、NURO光の申込先
auひかりとNURO光のモデム交換の申込先は以下の通りよ。
・auひかり・・・0077-7076
受付時間は9時から23時、年中無休
・NURO光・・・0120-300-260
受付時間は9時から21時、1/1と1/2のみ休業
もちろん電話だけじゃなくて、それぞれの公式サイトでもモデム交換が申し込めるわ。
NURO光ユーザーはモデム交換の申し込みについて特に注意することは無いけど、
auひかりユーザーは注意すべきことがあるの。
先に紹介した電話番号やauひかりの公式サイトでモデム交換が申し込めるのは、
auひかりのプロバイダとして「au one net」を利用してるユーザーだけよ。
「ビッグローブ」などau one net以外のプロバイダを利用してるユーザーは、
それぞれ利用してるプロバイダにモデム交換を申し込むことになるのよね。
auひかりのプロバイダの申込先については、auひかりの公式サイトで確認できるよ。
電力系光回線の申込先
電力系光回線のモデム交換の申込先は以下の通りとなってるわ。
・コミュファ光(中部電力)・・・0120-218-919
受付時間は9時から20時、年中無休
・eo光(関西電力)・・・0120-919-151
受付時間は9時から21時、年中無休
・ピカラ(四国電力)・・・0800-100-3810
受付時間は平日9時から21時、土日9時から19時
年中無休
・メガエッグ(中国電力)・・・0120-050-157
受付時間は10時から19時、年中無休
・BBIQ(九州電力)・・・0120-86-3727
受付時間は9時から20時、12/31~1/3は9時から18時
年中無休
電話以外にもメールやLINE、公式サイトのサポートページに設置されてるチャットから
申し込むこともできるわよ。
ちなみに先の申込先を見ても分かる通り、現状では中部地方より西にある
電力会社のみで、東日本の電力会社は光回線サービスを提供してないの。
以前は東京電力がTEPCO光っていうサービスを行ってたんだけど、
今はTEPCO光のサービスは終了しちゃってるわ。
(TEPCO光はauひかりに事業継承された)
もし自宅で利用している光回線事業者が分からない場合でも、
東日本に住んでるなら電力系光回線は選択肢から外してOKよ。
モデム交換を申し込む時は光回線の契約書類を用意
故障したモデムの交換を申し込む際には、
光回線を契約した時に事業者から送られてきた契約書類を用意しておきましょう。
電話からでも公式サイトからでもモデム交換を申し込むには、
本人確認が必要になるのよ。
ほとんどの光回線事業者では、本人確認の際に住所・氏名・電話番号と
契約時に割り振られた「会員ID」が必要になるわ。
会員IDって使う機会があまり無いし、自分で決めたIDならともかく事業者に
割り振られてるから光回線の会員IDを覚えてるってこともまず無いわよね。
会員IDが分からなくても別の方法で本人確認してくれるんだけど、
会員IDがあった方がモデム交換の申し込みがスムーズにできるの。
だから故障したモデムの交換を申し込む時には、
光回線の契約書類を用意しておいた方が良いってわけ。
光回線事業者が「モデム交換のお願い」で電話をかけてくることは無い
光回線のモデムが故障した時にタイミング良く、契約してる光回線事業者を名乗る
電話がかかってきて「無料なのでモデムを交換しませんか?」と言われたら
「お願いします」って言っちゃいそうよね。
「交換しませんか?」って勧誘じゃなくて、「システム変更のため云々」など
それらしい理由を付けてモデム交換をお願いされることもあるわ。
NTTに限らず光回線事業者が、モデム交換を申し込んでもないユーザーに
「モデム交換のお願い」の電話をかけてくることなんて無いのよ。
「モデム交換のお願い」の電話をかけてくるのは、
光回線事業者じゃなくて光回線の代理店なの。
こうした電話を信じてモデム交換をお願いすると、
高額な交換費用を請求されることがあるわ。
(無料なのはモデム代だけ)
それから、知らない内に別の光回線に勝手に乗り換えられてて、
以前よりも利用料金が高くなるなんてこともあるんだとか。
機械弱い系女子は、モデムが故障したタイミングで「モデムを無料で交換します」って
勧誘電話がかかってくると飛びついちゃう可能性が高いわ。
それに「システム変更のためにモデム交換が必要」とかって言われると、
よく分からないまま「お願いします」って言っちゃうだろうから気を付けないとダメよ。
光回線で「モデム」は使わない?
厳密に言うと光回線の回線終端装置は「ONU」で、
光回線で「モデム」を使うことはあまりないのよ。
光回線で使う「光信号」とパソコンなどの機器で使う「デジタル信号」を
相互に変換する機能を持っているのがONUなの。
ADSLで使う「アナログ信号」とパソコンなどの機器で使う「デジタル信号」を
相互に変換する機能を持っているのがモデムになるわ。
だから光回線で使う回線終端装置はONUかHGW(ホームゲートウェイ)で、
モデムはADSLの回線終端装置になるのね。
(HGWはWiFiルーター機能が付いてるONU)
でも「インターネット回線の終端装置=モデム」という認識が広まっちゃってるから、
「光回線のモデムが故障した」と言っても話が通じないことは無いわよ。
集合住宅では光回線でもモデムを使うことがある
光回線の回線終端装置はONUなんだけど、
集合住宅の光回線では終端装置としてモデムを使うことがあるのよ。
集合住宅では共用部から各部屋に光回線を分配するのに
・光配線方式
・VDSL方式
・LAN配線方式
のいずれかの配線方式を採用しているの。
この内「VDSL方式」の集合住宅では、
光回線の回線終端装置としてONUではなくモデムが使われることになるわ。
光ケーブルが繋がってるのは共用部まで、共用部から各部屋へはアナログ電話回線を
使って光回線を分配してるのがVDSL方式なの。
だから各部屋に設置されるのは、アナログ信号とデジタル信号を相互に変換するVDSLモデムになるってわけ。
ちなみにVDSL方式の集合住宅の共用部には「VDSL集合装置」と
「集合型回線終端装置」という2つの機器が設置されてるわ。
ネットサイトなどから送られてきた情報は、
集合型回線終端装置で光信号からデジタル信号に変換されて、
VDSL集合装置でデジタル信号からアナログ信号に変換される。
さらに部屋に設置されてるVDSLモデムでアナログ信号からデジタル信号に
変換されることでパソコンやスマホにネットサイトが表示されるって仕組みね。
まとめ
光回線が繋がらないからと言って、必ずしもモデムが故障してるとは限らないわ。
だからまずはモデム本体の必要なランプが点いてるか消えてるかを確認して、
モデムが故障してるかどうかを判断しましょう。
モデムが故障してる場合は、契約してる光回線事業者に問い合わせることで
新しいモデムと交換してもらうことが可能よ。
ただしモデムが故障した原因がユーザーにある場合は、
モデムを交換するのに費用がかかるから気を付けてね。