こんにちは、ノラです^^
光コラボである「ドコモ光」を利用してると、
・インターネットに繋がりにくいことがある
・以前に比べて通信速度が遅くなったような気がする
といったことが出てくることがあるわ。
インターネットが繋がりにくい、通信速度が遅くなるといった現象には
様々な原因があるんだけど、ドコモ光の終端装置であるモデムの不具合が原因の
可能性もあるのよね。
実は通信品質低下の原因となる不具合がモデムに発生した場合には、
そのモデムを新しいものと交換してもらうことができるのよ。
じゃあモデムはどこで交換してもらえるのか、
どうやって交換するのかなどドコモ光のモデム交換について詳しく見ていくわね。
ドコモ光のモデム交換はドコモ光が行う
光回線の終端装置であるモデムは、
基本的に光回線事業者からユーザーにレンタルされるものなの。
だからモデムに故障や不具合が発生した場合には、
光回線事業者に問い合わせることで交換してもらうことができるのよ。
ドコモ光のモデムに故障や不具合が発生したんだったら、
ドコモ光に問い合わせることでモデムを交換してもらえるの。
実際にドコモ光で使ってるモデムを見ると「NTT」のロゴが入ってるから、
モデムの交換はNTTにお願いすると勘違いする人も居るかもしれないわね。
確かに光コラボであるドコモ光はNTTのフレッツ光の回線を使ってて、
モデムもNTTの機器を使用してるわ。
でもドコモ光の事業者はNTTじゃなくてあくまでドコモ光で、NTTのロゴが入ってる
機器であっても、ユーザーにモデムをレンタルしてるのはドコモ光なのよ。
なのでドコモ光で使ってるモデムに故障や不具合が発生した場合は、
NTTじゃなくてドコモ光に交換をお願いするのね。
ドコモ光にモデムを交換してもらうには
ドコモ光ではマイページである「My docomo」で色んな手続きができるんだけど、
モデムの交換に関しては
・電話
・LINE
のいずれかでしか手続きできないのよねぇ。
電話は
・固定電話、ドコモ以外の携帯電話・・・0120-800-000
・ドコモの携帯電話・・・(局番なし)113
で、24時間年中無休で受け付けてるの。
ただしオペレーターが対応してくれるのは9時から18時までで、それ以外の時間帯は
自動音声による対応で後日オペレーターから折り返しの電話がかかってくるのよ。
問い合わせの電話って繋がりにくいイメージが強いけど、
ドコモ光では公式サイトに混雑予想カレンダーを掲載してるから、
繋がりやすい時間帯を狙って電話をかけられるわ。
LINEの場合は、まず「ドコモ故障サポート」を友だち追加して、
後は普段LINEを使うのと同じようにトーク画面でメッセージを送ればOK。
ただLINEは9時から17時までの受付で、順次オペレーターが対応してるから、
タイミングによっては回答がかなり遅くなる可能性もあるのね。
モデムが故障してすぐにでも交換してもらい場合は電話、モデムの交換をそんなに
急がないんだったらLINEと問い合わせ方法を使い分けましょう。
実際にモデム交換を担当するのはNTT
ドコモ光のモデムに故障や不具合が発生した場合、交換の手続きはドコモ光で
行うんだけど、実際にモデム交換を担当するのはNTTなのよ。
モデム交換の受付はドコモ光だけど、モデムはドコモ光を通じてNTTから
レンタルしてる機器だから、実際にモデム交換を行うのはNTTになるってわけ。
ドコモ光に問い合わせてモデムを交換するとなったら、途中でNTTに引き継がれて
モデム交換の具体的な日程や方法についてはNTTと話すことになるのね。
「それなら最初からNTTで受け付けてくれれば・・・」と思うんだけど、
あくまでドコモ光ユーザーがモデム交換について問い合わせるのはNTTじゃなくて
ドコモ光だから間違えないように。
ドコモ光のモデム交換は有償?無償?
ドコモ光に限らず、
光回線のモデムを交換してもらうのには基本的に費用は発生しないわ。
一世代前のADSLだと終端装置であるモデムをユーザーが購入することもあったから、
ADSLではモデム交換が有償になることも珍しくなかったの。
でも光回線ではモデムは基本的にレンタルだから、
故障や不具合によるモデム交換では費用は発生しないのね。
ただしモデムに故障や不具合が発生した原因がユーザーにある場合は、
いくらレンタル機器と言っても交換に費用が発生するのよ。
例えば掃除中に電源ケーブルに掃除機を引っ掛けてモデムを床に落としたとか、
モデムの近くに置いてた花瓶をひっくり返してモデムに大量の水がかかったなどで
モデムに故障や不具合が発生したら交換は有償になるわ。
モデム交換にかかる費用については具体的な金額は分かってないんだけど、
大体10,000円前後と言われてるわね。
モデムを新しいものと交換すると、
故障や不具合が発生したモデムはドコモ光に返すことになるの。
ドコモ光は返却されたモデムを調査するから、
故障や不具合の原因がユーザーにあるかどうかは分かっちゃうのよ。
自分のせいでモデムが故障したのに原因に心当たりが無いと言って
無償で交換しもらったとしても、ドコモ光の調査で故障の原因がユーザーにあると
判明すると後日費用を請求されるわ。
ウソがバレて後日費用を請求されるといったカッコ悪いことにならないように、
モデムに故障や不具合が発生した原因に心当たりがあるなら正直に申告しましょう。
ドコモ光では故障や不具合が無いとモデムは交換してもらえない
光回線事業者によっては、スマホなんかと同じように、
特に故障や不具合が無くてもモデムを「機種変更」することができたりするわ。
でもドコモ光では、
基本的に故障や不具合が無いとモデムを交換してもらうことはできないのよ。
ただ絶対にできないってわけじゃなくて、
ドコモ光でも故障や不具合が無いモデムを交換してもらえるケースもあるの。
例えば、今後ドコモ光で最大通信速度5Gbpsや10Gbpsのサービスが開始されて、
新しいモデムじゃないとその新しいサービスが利用できない場合とかね。
要するにドコモ光の新しいサービスを利用するのに新しいモデムが必要な場合は、
現状使ってるモデムに故障や不具合が無くても交換してもらえることができるのよ。
ドコモ光にモデム交換を申し込む前にチェックしておくべきこと
ドコモ光に「モデムに故障や不具合が発生した」と言っても、
すぐに「交換しましょう」とはならないのよ。
インターネットに繋がりにくかったり通信速度が極端に遅くなった原因が、
本当にモデムの故障や不具合なのか確認されるわ。
具体的には「モデムを再起動してみましたか?」とか
「モデムのランプはどういった状態ですか?」といったことを聞かれるの。
実際にWi-Fiルーターとかでもそうなんだけど、モデムの電源を入れっぱなしに
してることでちょっとした不具合が発生して通信品質を低下させてることがあるのよ。
この場合モデムの電源を一旦落としてから入れ直すことで不具合が解消されて、
通信品質が元に戻ることがあるわ。
またモデムに付いてるいくつかのランプはモデムの状態を表してて、
モデムに重大な故障や不具合が発生してる場合にはいずれかのランプが消えたり、
他のランプとは違う色で点灯したりするのね。
もしモデムのランプが全て正常に点灯してたら、
インターネットに繋がりにくかったり通信速度が極端に遅いのは
モデムの故障や不具合が原因じゃないってことになるわけよ。
ドコモ光に問い合わせる前にモデムのランプの状態をチェックして、
2~3回再起動を試しておくと、モデム交換の手続きがスムーズにできるわ。
ドコモ光でモデムを交換する手順
ドコモ光でモデムを交換する方法を、順を追って説明していくわ。
まずモデムに故障や不具合が発生したら、
電話かLINEでモデム交換の手続きを行うの。
モデム交換の手続きの際には、本人確認としてドコモ光とセットで使ってる
ドコモスマホの電話番号や契約名義が求められるわ。
セットでドコモスマホを使ってない場合は、ドコモ光の契約ID(お客様ID)と契約名義で
本人確認が行われるわよ。
(契約IDは契約書類や請求書に記載)
問い合わせた結果、通信品質低下の原因がモデムである可能性が高いとなったら
モデム交換の手続きになるんだけど、具体的なモデム交換の手続きはNTTと
行うことになるわ。
(ドコモ光からNTTに連絡が行き、追ってNTTからユーザに連絡が入る)
それからモデムを交換するのに、
新しいモデムを郵送してもらうかスタッフに家まで持ってきてもらうかを選ぶの。
モデムを郵送してもらう場合は、故障や不具合が発生したモデムと新しいモデムを
自分で交換して、故障や不具合が発生したモデムはNTTに返送するのね。
スタッフに持ってきてもらう場合は、モデムの交換作業はスタッフが行い、
故障や不具合が発生したモデムもスタッフが持って帰ってくれるわ。
機器の設置や配線が苦手という人はスタッフに持ってきてもらう方が良いけど、
場合によっては手続き後1週間ぐらいかかる可能性もあるのよねぇ。
(郵送だと最短で翌日にモデムが届く)
ドコモ光のモデムを自分で交換する
スタッフに新しいモデムを持ってきてもらうのを選んだら、後はスタッフが新しいモデムを
持ってきて故障や不具合が発生したモデムと交換してくれるのを待つだけよ。
でも新しいモデムを郵送してもらうことを選んだ場合は、故障や不具合が発生した
モデムと新しいモデムの交換作業は自分で行わなきゃいけないわ。
NTTからモデムが送られてきたら、まずドコモ光でインターネットを利用してるスマホや
パソコンなどのインターネット接続を切断するの。
次に故障や不具合が発生したモデムの電源を落として、
モデムと光コンセントを繋ぐ光配線コードを光コンセント→モデムの順に抜いてね。
(モデム本体下部のカバーを外してLANコードを抜く)
ドコモ光で使用されるモデムには恐らく電源ボタンが付いてないから、
電源を落とすには電源ケーブルを抜けば良いわ。
Wi-Fiルーターなどの機器をモデムに接続してる場合は、
モデムとWi-Fiルーターなどの機器を繋ぐLANケーブルも抜いておくのよ。
新しいモデムの取り付けは取り外しとは逆の手順
これで故障や不具合が発生したモデムが取り外せたから、
次は新しいモデムを取り付けていくわね。
新しいモデムの本体下部のカバーを外すと青い差込口があるから、
その差込口に光配線コードをカチッと音が鳴るまでしっかり挿し込むのよ。
モデムに挿した光配線コードの反対側を光コンセントに挿し込み、
さらにWi-Fiルーターなどの機器を繋ぐLANケーブルもこの時点で挿しておくの。
そして最後にモデムの電源ケーブルを電気コンセントに挿してモデムの電源を入れれば、
ドコモ光のモデム交換作業は終わり。
モデムを取り外す時と取り付ける時では、手順が逆になるのね。
新しいモデムに交換したら、スマホやパソコンをインターネットに繋いで
ちゃんと通信できるか一応確認しておきましょう。
ドコモ光のVDSLモデムを交換する
マンションでドコモ光を利用してる場合は、戸建てなどに設置される通常のモデムとは
違って、「VDSLモデム」という終端装置が設置されてることがあるわ。
そのVDSLモデムの交換手順についても説明するわね。
まず、ドコモ光でインターネットを使ってるスマホやパソコンなどのインターネット接続を
切断しておくのよ。
次に故障や不具合が発生したVDSLモデムの電源ケーブルを本体から抜いて、
さらに電気コンセントからも抜いて、VDSLモデムの電源をOFFにするの。
そして壁のモジュラージャックとVDSLモデムを繋ぐモジュラーケーブルを、
モジュラージャック→VDSLモデムの順で抜いていくわ。
Wi-Fiルーターなど他の機器をVDSLモデムに繋いでる場合は、
他の機器を繋いでるケーブルもこの時に抜いておいてね。
故障や不具合が発生したVDSLモデムを取り外したら、
送られてきた新しいVDSLモデムを取り付けるのよ。
取り外しの時は逆の手順で、モジュラーケーブルをVDSLモデム→モジュラージャック
の順に挿し、Wi-Fiルーターなど他の機器を繋ぐケーブルも新しいVDSLモデムに挿す。
ちなみにVDSLモデムには
・LINE
・LAN
という2種類の差込口があるんだけど、モジュラーケーブルを挿すのは「LINE」で、
他の機器を繋ぐLANケーブルを挿すのが「LAN」だから間違えないように。
最後にVDSLモデムの電源ケーブルを電気コンセントに挿して
VDSLモデムの電源をONにすれば作業終了ね。
新しいVDSLモデムを取り付けたら、
スマホやパソコンがちゃんとインターネットに繋がるか一応確認しておきましょう。
交換したモデムに初期設定を施す必要は無い
ドコモ光が開通した時には設置されたモデムに初期設定を施さないといけないけど、
故障や不具合で交換した新しいモデムには初期設定を施す必要は無いわ。
交換で送られてくるモデムはすでに初期設定が施されてるから、
故障や不具合が発生したモデムと交換するだけでOKなのよ。
でもWi-Fiルーターを使ってる場合やモデムじゃなくてホームゲートウェイ(HGW)を
交換した場合は、Wi-FiルーターやHGWの初期設定が必要だわ。
Wi-FiルーターやHGWの設定画面にログインして、プロバイダから発行された
・接続ID
・接続パスワード
を入力してね。
接続IDや接続パスワードは
ドコモ光を契約した時に送られてきた書類に記載されてるわ。
接続IDや接続パスワードはドコモ光やプロバイダに問い合わせても
教えてくれないから、契約時の書類を失くした場合は再発行してもらいましょう。
(再発行手数料が2,000~3,000円かかる可能性もある)
ただしHGWを交換してもWi-Fi機能を使ってない場合は、HGWの初期設定は
不要だよ。
(HGWにWi-Fiルーターを接続してるならWi-Fiルーターの設定は必要)
故障や不具合が発生したモデムを返却する際にも注意が必要
新しいモデムを取り付けたら、
故障や不具合で不要になったモデムはNTTに返却しないといけないわ。
新しいモデムをスタッフに持ってきてもらった場合は、そのスタッフが故障や不具合が
発生したモデムを持って帰ってくれるから特に注意することは無いのよ。
注意が必要なのは、新しいモデムを郵送してもらって自分で交換した場合ね。
不要になったモデムだけNTTに返却すれば良いんじゃなくて、モデムの付属品である
・電源ケーブル
・光回線ケーブル
も返却しないといけないわ。
どちらもモデムには欠かせないケーブルだから失くすってことは無いだろうけど、
モデムを返却する時に入れ忘れないように注意しないとダメよ。
モデムの返却キットがNTTが送られてくる
ドコモ光のモデムの交換手続きをすると、新しいモデムと同時か別かはちょっと
分からないけど、不要になったモデムを返却するためのキットが送られてくるのよ。
キットには
・返却袋
・送付書
・説明書
が入ってるから、説明書に記載されてるものを返却袋に入れて、
袋に必要事項を記入した送付書を貼り付けて送れば良いってわけね。
NTT以外の光回線事業者ではモデムを返却するのに自分で箱や袋を用意しないと
いけないことが多いけど、NTTは返却用の袋を送ってくれるから手間が省けるわ。
ちなみに送付書は郵便局の着払い伝票になってるから、モデムの返却に送料は不要よ。
またモデムとケーブル類を入れた返却袋は、
郵便局に集荷をお願いするか郵便局・コンビニに持ち込むの。
ただし以前はNTTのモデム返却を受け付けてたコンビニは
・ローソン
・ミニストップ
・セイコーマート
だけで、セブンイレブンやファミリーマートじゃ遅れなかったのよね。
現在は変わってる可能性もあるけど、以前のままかもしれないから、
コンビニで郵送の手続きをする場合はキットに入ってる説明書でしっかり確認してね。
モデムは緩衝材に包んで返却した方が良い
不要になったモデムをそのまま返却袋に入れるんじゃなくて、
緩衝材いわゆるプチプチに包んで返却袋に入れた方が良いわよ。
モデムをそのまま返却袋に入れて郵送すると、場合によっては郵送中の衝撃で
モデムに新たな故障や不具合が発生しちゃうかもしれないわ。
本当は自然故障なのに、郵送の衝撃によって発生した故障や不具合をユーザーの
過失に因るものと判断されて、交換費用を請求されちゃう恐れがあるのよねぇ。
だから郵送中に新たな故障や不具合が発生して不要な交換費用を請求されないように、
モデムはプチプチに包んでおいた方が良いってわけ。
モデムの返却が遅れると機器代金を請求される?
不要になったモデムの返却期限は特に決まってないんだけど、
新しいモデムに交換したら速やかにモデムはNTTに返却しましょう。
一般的に、レンタル機器であるモデムが不要になったのにいつまでも返却しないと、
モデムの機器代金を請求されると言われることがあるわ。
確かにADSLでは、モデムをユーザーが買い取ることもできたから、
不要になったレンタルのモデムを返却しないと機器代金を請求されることがあったのよ。
でも光回線ではモデムの買い取りはできないようになってるから、
不要になったモデムを返却しなくても特に機器代金を請求されるってことはないみたい。
実際に年単位でモデム返却を忘れてたという人も居るんだけど、NTTから返却を
催促する電話はかかってくるものの、機器代金は請求されなかったと言ってるわ。
とは言え故障や不具合が発生したモデムに使い道は無いし、借りたものは返すのが
常識だから、新しいモデムと交換して不要になったモデムは速やかに返却してね。
ドコモ光がモデムの無料交換を勧めてくることは無い
モデムに故障や不具合が発生して交換の手続きをしようと思ってるところに、
ドコモ光から「モデムを無料で交換します」といった電話がかかってきたらどうする?
私もそうだけど、たぶん多くの人は渡りに船とばかり、
よく話も聞かずにモデムの交換をお願いしちゃうんじゃないかしら。
でもね、ドコモ光に限らず光回線事業者がユーザーにモデム交換を
直接勧めてくることなんて絶対と言って良いぐらいに無いのよ。
実際にドコモ光などを名乗ったモデムの無料交換を勧める電話がかかってくることは
あるんだけど、電話をかけてきてるのはドコモ光などの光回線事業者を
名乗ってるだけの代理店なの。
代理店の中には平気で(ドコモ光じゃないのに)ドコモ光と名乗ったり、
「ドコモ光から委託されて」(実際は委託されてない)と言うところがあるのよねぇ。
こういった勧誘電話では、無料なのはモデムの代金だけで交換費用は別と言われて
高額な交換費用を請求されるといったケースも少なくないわ。
また酷い場合には、モデムを別の事業者のものに交換して
勝手に光回線の乗り換えまでされちゃうこともあるんだって。
普段だとこういった勧誘電話を無視できても、モデムに故障や不具合が発生して
困ってる時だとついつい勧誘に乗っちゃうこともあるから気を付けてね。
実はドコモ光ではモデムは使わない!?
ドコモ光のモデム交換について説明してきて今更言うことじゃないけど、
実はドコモ光では「モデム」って使わないのよ。
ドコモ光に限らず光回線で使う終端装置は「ONU」で、
モデムはADSLで使われる終端装置のことなのよねぇ。
モデムとONUの違いを簡単に言うと
・モデム・・・アナログ信号とデジタル信号を相互に変換する機器
・ONU・・・光信号とデジタル信号を相互に変換する機器
ってことなの。
ADSLではアナログ電話回線を使って通信するから、
パソコンなどで使われるデジタル信号とアナログ電話回線で使われるアナログ信号を
相互に変換できるモデムを使うわ。
光回線では光ファイバーを使って通信するから、デジタル信号と光ファイバーで
使われる光信号を相互に変換できるONUが使われるのね。
だからドコモ光でインターネットを使うのに必要な終端装置はモデムじゃなくて、
正確にはONUってことになるわけ。
ただADSLが普及してインターネットが一般的に広く使われるようになったこともあって、
現在でもインターネット回線の終端装置は全てモデムと表現されることが多いのよ。
ONUのことをモデムと言っても話が通じるし、
ドコモ光のオペレーターに「モデムを交換したい」と申し込んでも何の問題も無いわ。
マンションでVDSLモデムを使うのはなぜ?
ドコモ光で使うのはONUであってモデムじゃないと言いながら、
マンションではVDSLモデムを使うことがあるわよね。
このVDSLモデムは文字通りモデムだから、
ドコモ光でもマンションだとモデムを使うことがあるのよ。
じゃあ何でマンションだとONUじゃなくてVDSLモデムを使うのかしら?
ドコモ光など光回線を導入してるマンションでは、
共用部から各部屋に光回線を分配するのに
・光配線方式
・VDSL方式
・LAN配線方式
のいずれかの方法を採用してるの。
光配線方式だとONUが設置されるんだけど、VDSL方式のマンションでは
ONUの代わりにVDSLモデムが設置されるわ。
(LAN配線方式はONUもVDSLモデムも設置されない)
VDSL方式は共用部から各部屋に光回線を分配するのに、
既存の固定電話回線を使ってるのよ。
光回線でありながらVDSL方式だと、各部屋と共用部はアナログ電話回線で
繋がってるからONUじゃなくてVDSLモデムを使うってわけね。
まとめ
ドコモ光でモデムを交換してもらうことはできるから、
モデムに故障や不具合が発生したらドコモ光にモデム交換を申し込むと良いわ。
ただドコモ光では故障や不具合が発生した場合か、現在のモデムでは
新しいサービスが利用できない場合にしかモデムの交換を受け付けてないのよ。
またモデム交換は基本的に無償なのものの、故障や不具合が発生した原因が
ユーザーにある場合は有償となるから気を付けてね。
さらにモデム交換を受け付けてるのはドコモ光だけど、
実際にモデム交換を行うのはNTTになるわ。
だから新しいモデムと交換して不要になったモデムの返却先も、
ドコモ光じゃなくてNTTになるから注意が必要よ。