こんにちは、ノラです^^
スマホの利用が広まるのと同時にWi-Fiの利用も広まって、今じゃ有線接続で
インターネットを使うことがほとんど無いぐらいWi-Fiが主流になってるわよね。
Wi-Fiでは2.4GHzと5GHzという2種類の電波が使えるんだけど、
繋がりやすさと通信速度の速さから5GHzの方を主に使っている人も多いと思うの。
でもね、屋内でWi-Fiを使う場合は特に気にしなくても良いんだけど、
屋外でWi-Fiに接続する場合に5GHzの電波を使うのは気を付けなくちゃいけないのよ。
実は基本的に屋外で5GHzの電波を使うことは法律で禁止されてて、
使ってるのがバレると処分される恐れがあるわ。
じゃあ何で屋外で5GHzを使っちゃダメなのか、どうして屋外で5GHzを使ってることが
バレるのかなど屋外での5GHzの電波利用について詳しく見ていくわね。
Wi-Fiの5GHzの電波を屋外で使うのが禁止されてるのはなぜ?
Wi-Fiの5GHzの電波を屋外で使うことが基本的にダメなのは、
簡単に言うと電波法で禁止されてるからなの。
明確に「5GHzの電波を屋外で使っちゃダメ」って法律に書かれてるわけじゃないん
だけど、使用量が多くて他の無線運用に影響を及ぼす恐れがある周波数の電波に
ついては利用を制限できる旨が書かれてるの。
目に見えないから分かりにくいんだけど、電波も使える量に限りがあって、
屋外でのWi-Fiの5GHz使用を自由に認めちゃうと5GHzの電波はほとんどWi-Fiで
埋め尽くされちゃうことになるわ。
そうなると他の機器やサービスが屋外で5GHzの電波が使えなくなるから、
現状では屋外でのWi-Fiの5GHz使用を制限してるってわけ。
5GHzの電波は人工衛星とか航空無線でも使われてて、もしWi-Fiで5GHzを電波を
大量に使っちゃうと人工衛星と地上でデータのやり取りができないし、
飛行中の飛行機と管制塔との連絡もできなくなるのよ。
一個人としては人工衛星や航空無線よりWi-Fiの方が重要かもしれないけど、
社会全体で見るとWi-Fiよりも人工衛星や航空無線の方が重要なのね。
屋外で5GHzの電波を使うとどうなる?
屋外での5GHzの利用は電波法によって禁止されてるから、
屋外で5GHzの電波を使ってることがバレた場合には当然処罰の対象となるわ。
電波法によると屋外での5GHz利用に違反した場合には、
1年以下の懲役または100万円以下の罰金となってるのね。
電波は国民の共有財産だから、
ルールに従った使い方をしない場合の処罰は決して軽くはないのよ。
でも電波は目に見えないのに、
どうやって屋外で5GHzの電波を使ってることがバレるのか不思議よね。
何でも総務省の下部組織で、各地区にある総合通信局の職員(通称電波監視Gメン)
が電波監視システムを使って屋外での電波利用を監視してるんだって。
不正な電波利用を見つけるとすぐに出動するから、
日常的に屋外で5GHzを使ってるとバレて摘発されちゃうってわけよ。
無線従事者の資格があれば屋外で5GHzの電波を使ってもOK
屋外で5GHzの利用は一切禁止されてるわけじゃなくて、
無線従事者の資格を持ってれば屋外で5GHzの電波を使っても処罰されないわ。
5GHzとは関係無いけど、漁船で他の漁船や陸上と連絡を取るために
無線機を使うのに漁師さんもちゃんと無線従事者の資格を持ってるのよ。
無線従事者の資格を取るには
・国家試験に合格する
・日本無線協会などの養成課程を修了する
・高校や大学で無線通信に関する科目を修めて卒業する
などといったことが必要よ。
いきなり国家試験を受けても合格するのは難しいから、
養成課程を修了するのが無線従事者の資格を取得する一番現実的な方法ね。
第三級陸上特殊無線技士なら6時間の講習を受けて修了試験をパスすれば
OKだから、1日で資格を取ることも可能よ。
ただし無線従事者の資格を持ってるだけじゃダメで、屋外で5GHzの電波を使うには
毎年3,000円前後の電波使用料を払わないといけないの。
講習を受けて資格を取るだけでも数十万円かかるのに、その上毎年電波使用料を
払うんだったら、屋外で5GHzの電波を使わないようにするのが賢明ね。
ポケットWi-Fiで5GHzの電波が使えるのはなぜ?
屋外でWi-Fiの5GHz使用は基本的に禁止されてるんだけど、WiMAXなどの
ポケットWi-Fiでは5GHzの電波を使ってWi-Fi接続ができるようになってるわよね。
ポケットWi-Fiで5GHzの電波を使って屋外で通信しても、
無線従事者の資格を持ってなくても、特に処罰されることはないの。
何でかって言うと、5GHzの電波が使えるポケットWi-Fiの端末には「DFS」っていう
機能が備わってるからなのよ。
DFSは「Dynamic Frequency Selection」の略で、簡単に言うと、
自動的に電波のチャンネルを変更してくれる機能って感じね。
このDFS機能が備わってるポケットWi-Fiだったら、
屋外で5GHzの電波を使っても法律に違反しないわ。
DFSってどんな機能?
DFS機能についてもう少し具体的に説明するわね。
5GHzの電波と言っても1種類じゃなくていくつかのチャンネルに分かれてて、
人工衛星や航空無線などと同じチャンネルじゃなければ屋外でも5GHzを使って
通信しても良いのよ。
DFS機能が付いてるポケットWi-Fiでは、屋外で通信する際にまず周辺に
人工衛星や航空無線などの電波が飛んでないかをチェックするの。
もし人工衛星や航空無線の電波が飛んでるのを確認すると、
人工衛星や航空無線がどのチャンネルの5GHz電波を使ってるか確認して、
それとは別のチャンネルの5GHzを使って通信するようになってるのね。
また5GHzを使って通信してる最中に人工衛星や航空無線の電波をキャッチしたら、
一旦通信を止めて人工衛星や航空無線とは違うチャンネルの5GHzに繋ぎ直すように
したりもするわ。
このように屋外で5GHzの電波を使う際には常に人工衛星や航空無線などを
優先するようになってるから、DFS機能が付いたポケットWi-Fiだと屋外でも
5GHzの電波が使えるってわけね。
屋内用の5GHzと屋外用の5GHzの使い分けに注意
ポケットWi-Fiの機種によっては、
屋内用の5GHzと屋外用の5GHzを使い分けるようになってることがあるわ。
屋内で5GHzを使う分には特に規制が無いから、
屋内用の5GHzを使う場合にはDFS機能が作動しないの。
屋外では先にも書いたように5GHzの使用に規制があるので、
屋外用の5GHzを使うとDFS機能が作動するようになってるのね。
ポケットWi-Fiが屋内か屋外かを判断して自動で切り替えてくれると助かるんだけど、
さすがにまだそこまでの機能はポケットWi-Fiには備わってないわ。
だからポケットWi-Fiで5GHzの電波を使う場合は、屋内では屋内用、
屋外では屋外用に自分で切り替えないといけないのよ。
屋内用の5GHzを屋外で使うと法律違反になっちゃうから、ポケットWi-Fiで5GHzの
電波を使う際には屋内用と屋外用の使い分けに注意してね。
ポケットWi-Fiの2.4GHzと5GHzはどう違う?
Wi-Fiでは5GHzともう1つ2.4GHzの電波も使えるんだけど、
5GHzと2.4GHzでは何が違うのかしら?
5GHzと2.4GHzの大きな違いと言えば
・繋がりやすさ
・通信速度
の2つが挙げられるわね。
周波数の低い2.4GHzの方が繋がりやすいけど、周波数の高い5GHzの方が
通信速度が速いと一長一短で一概にどちらが使いやすいとは言えないのよ。
5GHzより2.4GHzの方が繋がりやすい理由
5GHzよりも2.4GHzの方が繋がりやすい理由としては、
2.4GHzの方が障害物の影響を受けにくいからなの。
これは電波の特性でもあるんだけど、
電波は周波数が高くなるほど直進性が強くなって障害物の影響を受けやすくなるわ。
例えば壁を挟んでWi-FiルーターとスマホをWi-Fi接続する場合、
周波数の低い2.4GHzは壁を透過したり回り込んだりして進むことができるから、
特に繋がりにくくなることはないのよ。
ところが周波数の高い5GHzだと、多少は透過したり回り込んで進むものの多くが
反射しちゃうから、壁を挟むことでWi-Fiが繋がりにくくなっちゃうのね。
だからWi-FiルーターやポケットWi-FiとスマホなどWi-Fi接続する機器との距離が
ある程度離れてる場合には、5GHzよりも2.4GHzを使った方が良いってわけ。
2.4GHzは電波干渉を受けやすい
2.4GHzの方が繋がりやすいってことは、据え置きのWi-Fiルーターを使う屋内では
2.4GHzが断然使い勝手が良いと思うわよね。
ところがそうでもなくて、2.4GHzって他の電化製品からの電波干渉を受けやすいのよ。
2.4GHzの電波はWi-Fi以外でも使われることが多くて、電子レンジや
コードレス電話機など一般的な電化製品にも2.4GHzの電波が使われてるの。
そのため同じ2.4GHzの電波を使う電化製品の近くで2.4GHzを使って
Wi-Fi接続してると、電波干渉を受けてWi-Fiが繋がりにくくなったり通信速度が
落ちたりしちゃうわ。
一方5GHzの電波は一般的な電化製品ではほとんど使われてないから、
屋内で5GHzを使っても電波干渉を受けることはほぼゼロよ。
2.4GHzよりも5GHzの方が通信速度が速い理由
2.4GHzよりも5GHzの方が通信速度が速い理由は、
5GHzの方がチャンネル数が多いからなの。
先にも書いたように、
2.4GHzや5GHzの電波は1種類じゃなくていくつかのチャンネルに分かれてるわ。
2.4GHzのチャンネル数が13なのに対して、
5GHzのチャンネル数は19と多くなってるのよ。
チャンネル数が多いと通信速度が速くなるのは、
チャンネル数を道路の車線数に置き換えると分かりやすいわ。
片道2車線の道路より4車線の道路の方が、
車の台数が同じでも、スムーズに走ることができるわよね。
それと同じでチャンネル数の多い電波の方が混雑しにくくて通信速度が落ちないので、
結果的に通信速度が速くなるってわけ。
5GHzは金属や水に特に弱い
これは2.4GHzにも言えることではあるけど、
5GHzのWi-Fi電波は金属や水に特に弱いのよ。
5GHzの電波が金属に当たると反射しちゃうし、水にぶつかると吸収されちゃうのね。
だから鉄骨造や鉄筋コンクリート造の建物の中だと、
壁1枚隔てただけでも5GHzの電波が届きにくくなっちゃうわ。
また水槽の近くにWi-Fiルーターを置くと5GHzの電波が吸収されて弱くなるし、
キッチンや洗面所など壁に水道管が通ってるような部屋では5GHzの電波が
届きにくいの。
2.4GHzも金属や水には決して強くないんだけど5GHzほど弱くもなくて、
鉄骨造や鉄筋コンクリート造の建物でも壁を多少は透過できるし回り込んで
進むこともできるのよね。
古い機器では5GHzが使えない
Wi-FiルーターやWi-Fiに対応した機器でも、
機種によっては5GHzが使えないことがあるわ。
さすがにこの数年で発売されたものは5GHzのWi-Fi電波が使えるけど、
もっと前に発売された機種だと2.4GHzにしか対応してない場合があるのよ。
この数年で発売されたものでも、
価格が極端に安い機器とかになると5GHzに対応してない可能性があるわね。
先日実家に帰った時にかつて私が使ってたWi-Fiルーターを見つけたんだけど、
SSIDやパスワードが記載されてるラベルを見ると2.4GHzのみで5GHzは
使えなかったわ。
そのWi-Fiルーターを買ったのは10年ぐらい前だから、それぐらいの時期に
発売されたものだと5GHzに対応してない可能性は十分にあるんじゃないかしら。
屋内では2.4GHzと5GHzを使い分ける
2.4GHzにも5GHzにもそれぞれメリット・デメリットがあって、
どちらが使い勝手が良いとは一概に言えないわ。
私個人の意見としては、屋内ではルーターとの距離に応じて2.4GHzと5GHzを
使い分けるのが良いと思うのよ。
例えば屋内でWi-Fiルーターが置いてある部屋でスマホやパソコンを
Wi-Fi接続する場合、ほとんど障害物の影響を受ける心配が無いわよね。
そういう場合は、
通信速度が速くて電波干渉を受けずに通信が安定する5GHzを使うと良いわ。
でもWi-Fiルーターが置いてある部屋とは別の部屋でスマホやパソコンなどを
Wi-Fi接続するんだったら、電波干渉によって多少通信が不安定になるかも
しれないけど、遠くまで届きやすい2.4GHzを使うの。
屋外は2.4GHzの方が使い勝手が良い
屋外でWi-Fiを利用するとなるとポケットWi-Fiを使うことになるから、
Wi-Fi接続するポケットWi-Fiとスマホやパソコンは常に近い距離にあるわ。
だったら、届く距離は短いけど通信速度が速くて通信が安定してる5GHzを使う方が
良いと普通は思っちゃうわよね。
でも屋外で5GHzを使うのには制限があるから、
屋外では意外と2.4GHzの方が使い勝手が良かったりするの。
屋外で5GHzが使えるポケットWi-FiにはDFS機能が備わってて、
屋外で5GHzの電波を使ってWi-Fi接続しようとすると周辺に人工衛星や
航空無線などの電波が飛んでないかチェックするわ。
また5GHzでWi-Fi接続中でも人工衛星や航空無線などの電波をキャッチすると、
キャッチした人工衛星や航空無線などとは違うチャンネルに切り替えるのよね。
人工衛星や航空無線などの電波をチェックしたり、
違うチャンネルに切り替えるのに1分ぐらい時間がかかっちゃうの。
だから屋外で5GHzを使ってWi-Fi接続しようとすると、
Wi-Fi接続が完了するまでに1分かかるってわけ。
さらにWi-Fi接続してインターネットを利用してる時でも、
人工衛星や航空無線などの電波をキャッチすると1分ほど通信が途切れちゃうのよ。
Wi-Fi接続に時間がかかったり、インターネット中に通信が途切れたりすると
使い勝手が悪いから、屋外では利用に制限が無い2.4GHzを使った方が良いと思うわ。
屋外なら電子レンジやコードレス電話機など他の電化製品から電波干渉を受ける
可能性も低いし、2.4GHzだと繋がりにくくなったり通信が途切れる心配はほとんど
無いの。
5GHzでWi-Fi接続しているのに通信速度が遅い
一般的に2.4GHzよりも5GHzの電波を使ってWi-Fi接続した方が、
通信速度が速くなるとされてるわ。
もちろん必ずそうなるわけじゃないんだけど、5GHzの方がチャンネル数が多いから
混雑が発生しにくくてスムーズに通信できる可能性が高いのよ。
でも5GHzでWi-Fi接続してるのにも関わらず、
極端に通信速度が遅くなっちゃうこともあるのよねぇ。
5GHzの電波を使ってるのに通信速度が遅くなる場合の対処法を
いくつか紹介しておくわ。
通信速度が遅い原因がどこにあるかを探る
Wi-Fi接続で通信速度が極端に遅くなった場合、
・スマホなどWi-Fi接続している機器
・Wi-FiルーターやポケットWi-Fi
・Wi-Fiルーターを接続している光回線のONU
・インターネット回線そのもの
のどこかに問題があるはずだわ。
だからまずは、
通信速度が遅くなった原因がどこにあるのかをハッキリさせることが重要なのよ。
スマホを5GHzでWi-Fi接続してて通信速度が遅くなったんだったら、
パソコンやタブレットなどスマホ以外の機器を5GHzでWi-Fi接続してみるの。
パソコンやタブレットでも通信速度が遅いなら、
Wi-Fi接続する機器以外に問題があることが分かるのね。
そうしたら次はWi-Fi接続を止めて、
光回線のONUとパソコンなどの機器をLANケーブルで有線接続してみて。
これで通信速度が速くなればWi-Fiルーターに問題あり、それでも通信速度が
遅いままだったらONUか光回線そのものに問題があることになるわ。
スマホやパソコンに原因がある場合
5GHzでWi-Fi接続したにも関わらず通信速度が遅い原因が、スマホやパソコンなど
Wi-Fi接続する側の機器にある場合はとりあえず再起動してみましょう。
使いたい時にすぐ使えるように、
スマホやパソコンなどの電源を入れっぱなしにしてることって結構多いと思うわ。
でも電源を入れっぱなしにしてると、スマホなどの内部に不要なデータが溜まって、
ちょっとした不具合が発生して通信速度が極端に遅くなっちゃうことがあるのよ。
一度電源を落とすことで内部に溜まった不要なデータが消去されて不具合も解消、
通信速度も元に戻るってわけ。
今後5GHzでWi-Fi接続してるのに通信速度が極端に遅いってことにならないように、
できれば1週間に1度ぐらいはスマホやパソコンの電源を落として再起動した方が
良いわね。
Wi-FiルーターやポケットWi-Fiに原因がある場合
5GHzの電波を使ったWi-Fi接続の通信速度が遅い原因が、
Wi-FiルーターやポケットWi-Fiにある場合も再起動してみましょう。
ポケットWi-Fiはバッテリー切れなどで意図せず電源が落ちることもあるけど、
Wi-Fiルーターはコンセントに繋がってるから意図して切らない限りは電源が
入りっぱなしだわ。
スマホやパソコンなどと同様に、Wi-FiルーターやポケットWi-Fiも電源が
入りっぱなしだと内部に不要なデータが溜まってちょっとした不具合が発生しちゃうのよ。
なのでWi-FiルーターやポケットWi-Fiを再起動して、内部に溜まった不要なデータを
消去して不具合を解消させることで通信速度が元に戻る可能性が高いってわけ。
Wi-FiルーターやポケットWi-Fiに原因があるのに
再起動しても通信速度が速くならない場合は、Wi-FiルーターやポケットWi-Fi自体が
故障しているかもしれないわ。
故障の場合は、買い替えるかメーカーもしくは契約してる通信会社に問い合わせて
修理してもらってね。
光回線のONUに原因がある場合
Wi-Fi接続の通信速度が遅い原因が光回線のONUにある場合も、
とりあえずONUを再起動してみるのよ。
Wi-Fiルーターと同じで、光回線のONUはコンセント繋がってるから意図して電源を
落とさない限りは起動しっぱなしなのよね。
だから再起動してちょっとした不具合を解消させることで、
通信速度が速くなるだろうってわけ。
ただ、私の個人的な感想だけど、Wi-Fiルーターは電源が入りっぱなしによる不具合が
起こることはあるんだけど、ONUではそれはあんまり起こらないわ。
実際に私もWi-Fiの通信速度が遅くなったことが何度かあるんだけど、
ほとんどスマホやパソコンなどWi-Fi接続する機器かWi-Fiルーターが原因だったのよ。
(まれに通信障害が発生していることも)
だから通信速度が遅くなった原因がONUにある場合は、
大抵ONUに故障が発生してると考えて良いんじゃないかしら。
Wi-FiルーターやポケットWi-Fiは故障すると買い替えか修理だけど、ONUは
レンタル品だから契約してる光回線事業者に問い合わせると交換してもらえるわ。
ただし落下や水濡れなどユーザーの過失によってONUが故障した場合には、
交換費用が発生するから気を付けてね。
インターネット回線そのものに原因がある場合
Wi-Fiの通信速度が遅くなった原因がインターネット回線そのものにある場合は、
ユーザーが取れる対処法は「待つ」しかないわ。
通信速度が遅くなった原因がインターネット回線にあるってことは通信障害が
発生してるってことだから、事業者が回線を復旧させてくれるまで待つしかないのよ。
大規模な通信障害だと復旧に数日かかることもあるけど、小規模なものだと数時間から
1日で復旧することも多いから、急ぎの用事が無いなら気長に待ちましょう。
もし急ぎでインターネットを使う用事があるんだったら、
スマホなど別のインターネット回線を使うかコンビニやカフェなどに設置されてる
公衆Wi-Fiを利用すると良いわね。
まとめ
Wi-Fiでは5GHzの電波が使えるんだけど、
5GHzの電波を屋外で使うことは基本的に禁止されてるわ。
各地区にある総合通信局の職員が常に監視してるから、
日常的に5GHzの電波を屋外で使ってると摘発される可能性が高いわよ。
ただDFS機能が付いてるポケットWi-Fiでは、
屋外でも5GHzを使ってWi-Fi接続することができるようになってるのよね。
とは言っても、Wi-Fi接続の前に人工衛星などの電波が飛んでないか確認するから、
屋外で5GHzを使ってWi-Fi接続するには1分ほど時間がかかっちゃうの。
またインターネット利用中でも人工衛星などの電波をポケットWi-Fiがキャッチすると、
Wi-Fi接続を切断して別のチャンネルに接続し直すのよ。
(この接続し直しにも1分かかる)
このように無断で使うと違法だしルールに則ると使い勝手が悪い、
と屋外で5GHzの電波を使ってWi-Fi接続するメリットってあんまり無いわ。
だからあくまで私個人の意見だけど、屋外でWi-Fi接続する場合は制限のある
5GHzじゃなくて制限のない2.4GHzの方が良いと思うわよ。