Wi-Fi

Wi-Fiを離れに飛ばすにはこうすれば良い!

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こんにちは、ノラです^^

こないだ法事で亡くなった母方の祖父宅に久しぶりに行ったら、リフォームされてて、
私が子供の時に従兄妹とよく遊んだ「離れ」が取り壊されてたのよ。

リフォームされてたことも離れが無くなったことも知ってはいたものの、
いざ目の当たりにするとやっぱりちょっとショックだったわ。

私の母が子供の頃は特に気にする必要は無かったけど、現状離れのある家に
住んでる人にすると「離れのインターネット環境」も気にしないといけないわよね。

母屋のWi-Fiルーターからの電波が離れに届くならともかく、
そうでないとどうやった離れでインターネットを使うのかが問題だわ。

そこで母屋のWi-Fiを離れに飛ばすにはどうすれば良いのかなど、
離れでインターネットを使う方法を詳しく見ていくわね。

     
   

母屋のWi-Fiを離れに飛ばすには

離れでインターネットを使う簡単な方法は、
母屋とは別に離れにも光回線を開通させるか離れ用のポケットWiFiを契約することね。

でも離れ用に光回線やポケットWiFiを使うとなると、
その分通信費が高くなるからあまり現実的な方法とは言えないわ。

じゃああまりお金をかけずに離れでインターネットを使うにはどうするかと言うと、
母屋で使ってるWi-Fiルーターの電波を離れにまで飛ばせば良いのよ。

母屋のWi-Fiを離れに飛ばすには
 ・Wi-Fiルーターを高性能な機種にする
 ・中継器を使う
 ・母屋と離れをLANケーブルで繋ぎ、離れにもWi-Fiルーターを設置する
 ・メッシュWi-Fiを導入する
 ・屋外用のWi-Fi機器を利用する
という方法があるわ。

母屋のWi-Fiルーターを高性能な機種に変える

母屋のWi-Fiを離れに飛ばす方法の1つ目は、
母屋で使ってるWi-Fiルーターを高性能な機種に変えることよ。

Wi-Fiルーターは機種によって
 ・ワンルーム用
 ・2階建て又は3LDK用
 ・3階建て又は4LDK用
など対応する間取りが違うわ。

例えば現状母屋で2階建て又は3LDK用の機種を使ってるなら、
3階建て又は4LDK用の機種に変えることで離れでもWi-Fiが使えるようになる
可能性があるってわけ。

Wi-Fiルーターを外付けアンテナが付いてる機種にすれば、
さらに離れにWi-Fiの電波が届きやすくなるわ。

外付けアンテナの向きを調節すると、
特定の方向に狙ってWi-Fiの電波を飛ばすことができるようになってるの。

だからWi-Fiルーターの外付けアンテナを離れに向ければ、
離れのWi-Fiの電波状況が良くなるのよ。

Wi-Fiルーターの置き場所も工夫する

母屋に設置してるWi-Fiルーターの電波を離れまで飛ばすには、
Wi-Fiルーターの置き場所も工夫しましょう。

当然だけどWi-Fiルーターとの距離が近い方が電波が届きやすいわけだから、
できるだけ離れに近いところにWi-Fiルーターを置いた方が良いわ。

またWi-Fiルーターの電波って、
本体の上方向よりも水平方向やや下向きに飛びやすくなってるのよ。

だからより遠くまでWi-Fiの電波を飛ばしたいんだったら、
Wi-Fiルーターは少し高い位置に設置すると良いわけ。

離れでのWi-Fi接続のみを考えると2mぐらいの高さがベターなんだけど、
それだと母屋でのWi-Fiの繋がりが悪くなっちゃうわ。

なので床から大体1~1.5mぐらいの高さにWi-Fiルーターを置いておくと、母屋での
Wi-Fiの繋がりやすさは変わらず、離れにもWi-Fi電波が届きやすくなるのよ。

それからWi-Fiの電波は金属に当たると反射するし、水に当たると吸収されるから、
Wi-Fiルーターの近くに金属製品や水槽など水が溜まるものを置かないことだわ。

鉄筋コンクリートの壁や水分を含みやすい土壁でもWi-Fiの電波は減衰するので、
母屋や離れの壁が鉄筋コンクリート製や土壁の場合は別の方法で離れにWi-Fi電波を
飛ばす方が良いわね。

さらに電子レンジやコードレス電話機はWi-Fiと同じ周波数の電波を使ってて、
電波干渉によってWi-Fiの電波が弱まるので電子レンジやコードレス電話機の近くも
ダメよ。

Wi-Fiルーター1台で離れにWi-Fiを飛ばすには限界がある

母屋のWi-Fiルーターをより高性能な機種に変えることで離れにWi-Fiの電波を
飛ばすことはできるけど、この方法には限界があるわ。

まず一般的に市販されてるWi-Fiルーターで、
3階建て又は4LDK用より広い間取りに対応してる機種がほとんど無いのよ。

だから現状母屋で3階建て又は4LDK用のWi-Fiルーターを使ってる場合には、
より高性能な機種に変えて離れにWi-Fiを飛ばすってことはできないのね。

また母屋と離れとの距離の問題もあって、廊下で繋がってて母屋と離れが
目と鼻の先ぐらいなら母屋のWi-Fiを離れまで届かせることもできるわ。

でも母屋と離れとの間が10m20mもあると、いくら高性能なWi-Fiルーターでも
Wi-Fi電波を母屋から離れに届かない可能性が高いのよね。

外付けアンテナの向きによっては母屋でWi-Fiが繋がりにくくなることも

Wi-Fiルーターの外付けアンテナの向きを調節することで
離れにWi-Fiを飛ばすこともできるけど、アンテナの向きによっては母屋でWi-Fiが
繋がりにくくなることも考えれるのよ。

Wi-Fiの電波は外付けアンテナを中心にして同心円状に広がっていくイメージだから、
アンテナを立てることで離れにもWi-Fiの電波が届きやすくなるわ。

ところがWi-Fiルーターの外付けアンテナを立ててると、
垂直方向すなわち母屋の2階や3階への電波が少し弱くなっちゃうの。

だからWi-Fiを離れに飛ばそうとした結果、母屋の2階や3階でWi-Fiが
繋がりにくくなるという本末転倒なことになりかねないってわけ。

先の母屋と離れとの距離の問題もあるし、
Wi-Fiルーター1台で母屋と離れの両方を賄うには限界があるのね。

中継器を使ってWi-Fiが飛ぶ範囲を広げる

「中継器」を使えば、母屋のWi-Fiが届く範囲が広がって、
離れでも母屋のWi-Fiを使えるようにすることができるわ。

母屋と離れの間で、母屋のWi-Fiルーターが発信してるWi-Fiの電波が
少し弱くなる場所に中継器を設置すれば良いのね。

母屋で使ってるWi-Fiルーターと同じメーカーの中継器なら、
ほとんど設定不要で設置可能なの。
(Wi-Fiルーターと中継器が別メーカーでも設定が必要なだけで接続は可能)

例えば母屋でバッファローのWi-Fiルーターを使ってる場合は、同じバッファローの
中継だったら、中継器を設置してボタンを1つ押すだけで設定完了よ。

スマホやパソコンなどのWi-Fi接続設定も変更する必要が無くて、
そのままで中継器に接続することができるわ。

さすがに高性能な中継器だと5,000円以上するけど、安い機種だと2,000円台で
手に入るから、中継器を使えば比較的費用をかけずに離れにWi-Fiを飛ばせるわね。

中継器を設置するにはコンセントが必要

中継器の多くは、Wi-Fiルーターのように電源ケーブルをコンセントに挿すんじゃなくて、
中継器本体をコンセントに直接挿して使うタイプなのよね。

だから中継器が設置できる場所が限られて、
必ずしも離れまでWi-Fiが飛ばせるところに中継器が設置できるとは限らないのよ。

母屋と離れが廊下で繋がってるような場合は、廊下や廊下の近くに中継器が
設置できて、離れにまでWi-Fiが届く範囲を広げることができるの。

でも母屋と離れの間に距離があって、なおかつ母屋の離れ側の壁にコンセントが無いと、
中継器でWi-Fiの届く範囲を広げても離れまでWi-Fiが届かない可能性が
あるのよねぇ。

先のより高性能な機種に変えるよりは有効な方法だけど、
条件次第では中継器を使っても離れにWi-Fiを飛ばせないこともあるわ。

母屋と離れをLANケーブルで繋いで、離れにもWi-Fiルーターを設置する

離れ用にWi-Fiルーターをもう1台買って設置し、
母屋と離れのWi-FiルーターをLANケーブルで繋ぐって方法もあるわよ。

母屋のWi-Fiルーターを親機、離れのWi-Fiルーターを子機とすることで離れでも
母屋のWi-Fiが使えるってわけね。

LANケーブルは長さ100mまでなら通信品質がほとんど落ちないから、
多少母屋と離れの間に距離があっても大丈夫よ。

また多少の雨風や直射日光にさらされてもほとんど変質しない屋外敷設用の
LANケーブルもあるから、母屋と離れが廊下で繋がってなくてもOK。

LANケーブル敷設を業者に依頼すると費用がかかる

母屋と離れをLANケーブルで繋げば、
ほぼ確実に離れでもWi-Fiが使えるようになるわ。

ただ母屋と離れをLANケーブルで繋ぐって簡単にはできないし、
安全確実にLANケーブルを敷設するなら業者に依頼することになるわね。

業者に依頼すれば配管も作ってくれるから、
母屋と離れを繋ぐLANケーブルが取ってつけたみたいにならなくて見栄えが良いのよ。

でも業者に依頼すると、安全確実にLANケーブルが敷設できるものの、
費用が高くなっちゃうのよねぇ。

母屋と離れの間の距離やどういった作業をするかなどによって費用は変わるけど、
大体数万円はかかると思っておいた方が良いわ。

リフォームのついでとかならともかく、母屋のWi-Fiを離れに飛ばすためだけに
数万円の費用をかけるのはちょっともったいないわよね。

もちろん自分で作業すれば費用は抑えられるけど、離れでもWi-Fiが使えるように
ちゃんとLANケーブルを敷設できるかって問題が出てくるわよ。

メッシュWi-Fiを導入する

母屋のWi-Fiを離れに飛ばす4つ目の方法が「メッシュWi-Fiの導入」よ。

メッシュWi-Fiって言葉にあまり馴染みが無いかもしれないけど、
簡単に言うと複数台のWi-Fiルーターを使ってWi-Fiの届く範囲を広げるシステムね。

複数台の機器を使う点では、
先の中継器や母屋と離れをLANケーブルで繋ぐ方法と同じだわ。

ただ中継器よりもメッシュWi-Fiの方が、
Wi-Fiの届く範囲が広い上に離れでのWi-Fiの使い勝手が良いのよ。

またメッシュWi-Fiの導入にも多少費用はかかるけど、母屋と離れをLANケーブルで
繋ぐのを業者に依頼するよりは安く済む可能性が高いの。

それでいて安全確実に離れでWi-Fiが使えるようになるから、私個人としては、
離れでWi-Fiを使う方法としてはメッシュWi-Fiの導入が一番おすすめね。

メッシュWi-Fiはルーター同士の切り替えがスムーズ

メッシュWi-Fiでは複数台のルーターを使うんだけど、母屋と離れの間を
行き来した時にスマホなどを接続するルーターの切り替えがスムーズなのよ。

常に一番近くにあるルーターに接続されるようになってるから、母屋に居る時は母屋に
設置されてるルーター、離れに居る時は離れに設置されてるルーターに繋がるわ。

中継器は移動時の切り替えがスムーズに行かないことも多くて、
離れから母屋に移動して親機であるWi-Fiルーターの近くに居るのに
スマホは遠い方の中継器に接続してるなんてこともあるのよね。

そのためWi-Fiルーターが近くにあるにも関わらず、
Wi-Fiが繋がりにくかったり通信速度が落ちたりすることがあるの。

その点メッシュWi-Fiはルーター同士の切り替えがスムーズだから、
母屋と離れの間を行き来してもWi-Fiが繋がりにくくなったり通信速度が
落ちたりすることはほとんど無いわ。

専用アプリで設定も簡単

いくら使い勝手が良くても母屋や離れにメッシュWi-Fiを導入するのって、
配線とか設定が面倒そうよね。

メーカーや機種によっては多少設定が難しいこともあるかもしれないけど、
専用アプリを使って簡単に設定ができる機種もあるのよ。

例えば「TP-Link」の「Deco」だと、まずスマホに専用アプリをインストールして、
スマホとDecoのメインルーターをBluetoothで接続するの。

後は専用アプリの指示に従って、
配線とメインルーターとサテライトルーターのセットアップを行うだけ。

紙のマニュアルだと分かりにくい作業も、アプリだと1つ1つ順を追って
指示してくれるから機械が苦手な人でも簡単に配線や設定ができるのね。

ただあえてデメリットを挙げるとすれば、専用アプリがインストールできて
Bluetooth接続に対応したスマホかタブレットが必要ってことかしら。

自宅でWi-Fiを使うのにスマホもタブレットも持ってない方が珍しいとは思うけど、
中にはインターネットはもっぱらパソコンでスマホもタブレットも使ってないという人も
居ないとは言えないわ。

このTP-LinkのDecoには紙のマニュアルが同封されてないから、
スマホもタブレットも持ってない人にはかなり使いにくいわね。

メッシュWi-Fiの導入にかかる費用も決して安くない

業者に依頼して母屋や離れをLANケーブルで繋ぐよりは安く済む可能性が高いけど、
メッシュWi-Fiの導入にかかる費用も決して安くはないわ。

先のTP-LinkのDecoは、メインルーターとサテライトルーター1台ずつの
2台セットだと10,000~15,000円の間ぐらいね。

メインルーター1台にサテライトルーター2台の3台セットになると、
価格は20,000円以上になるわよ。

これでも安い方で、より高性能なメッシュWi-Fi機器になると2台セットで50,000円以上、
3台セットで100,000円近くすることもあるの。

ちなみに同じメーカーのWi-FiルーターでなおかつメッシュWi-Fi対応なら、
メインとサテライトのルーターを別々に購入することもできるわ。

ただメッシュWi-Fiに対応したルーターって1台10,000円ぐらいするから、
セットで買った方がお得よ。

屋外用のWi-Fi機器を利用する

離れた建物でネットワークが共有するための屋外用のWi-Fi機器を使えば、
離れでも母屋のWi-Fiが使えるわ。

母屋と離れの外壁に屋外用アクセスポイントを設置したり、屋根に屋外用アンテナを
設置することで母屋と離れでネットワークが共有できるようになるのよ。

LANケーブルと同じで100mぐらいまでの距離なら通信品質が落ちないから、
離れでWi-Fiを使うと繋がりにくいとか通信速度が遅いといった心配が無いの。

屋外に設置されることを想定して作られてるから、
雨水や砂ぼこりに強くて腐食しにくく、さらに温度変化にも強いのよね。

屋外用のWi-Fi機器は業務用

屋外用のWi-Fi機器は基本的に業務用で、一般的にはオフィスや学校、工場などで
使われていて、母屋と離れを繋ぐのにはあまり使われないわ。

業務用で耐環境性能が高いとなると必然的に費用も高くなって、
屋外用アクセスポイントを1台購入するのに数万円かかるの。

また、自分で設置できないことはないんだろうけど、屋外用のWi-Fi機器を使うために
業者に設置作業を行ってもらうと作業代も発生するわね。

母屋用と離れ用に1台ずつ屋外用アクセスポイントを購入して、
さらに業者に設置してもらうと、それだけで100,000円ぐらいかかる可能性もあるのよ。

業者に依頼して母屋と離れをLANケーブルで繋だり、メッシュWi-Fiを導入するよりも、
屋外用Wi-Fi機器を設置する方がはるかに費用が高くわ。

法人ならともかく個人で使うにはあまりにも費用が高すぎるから、正直なところ
屋外用Wi-Fi機器を使ってWi-Fiの電波を離れに飛ばすのは現実的じゃないわね。

まとめ

Wi-Fiの電波を母屋から離れに飛ばすには
 ・Wi-Fiルーターを高性能な機種にする
 ・中継器を使う
 ・母屋と離れをLANケーブルで繋ぎ、離れにもWi-Fiルーターを設置する
 ・メッシュWi-Fiを導入する
 ・屋外用のWi-Fi機器を利用する
といった5つの方法があるわ。

離れの通信品質は二の次でとにかく費用を抑えたいなら、
Wi-Fiルーターをより高性能な機種に買い替えるか中継器を使うことね。

ただこの2つの方法だと、
離れに十分な強度のWi-Fi電波が届かない可能性もあるから注意が必要よ。

ある程度費用はかかっても十分な強度のWi-Fi電波を離れに飛ばすなら、
母屋と離れをLANケーブルで繋ぐかメッシュWi-Fiを導入することだわ。

この2つの方法なら離れでも母屋と変わらない通信品質でWi-Fiが使えるけど、
その分費用が少し高くなるの。

最後の屋外用のWi-Fi機器を利用する方法でも十分な強度のWi-Fi電波を離れに
飛ばせるものの、費用が高すぎるから個人での利用には向かないわ。

費用面とWi-Fiの使い勝手、さらに導入にかかる手間のバランスを考えると、
メッシュWi-Fiの導入が個人的には一番おすすめよ。

   
   

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